アマリリス咲く

5月30日(火)、アマリリスが咲いた。親株であった鉢植えは盆栽の友人に貰ってもらった。元々は10年ほど前に盆栽の先生の奥様からいただいたもので、水耕栽培で育てられていて「原種ですよ」と仰っていたのだが、すでに旅立っておられるので詳細は分からない。


毎週火曜日は健康管理の日とした「心筋リハビリ」の日なのだが、今日は第5火曜日なので受診できない。健康保険では月4回までの規則があるらしい。自由診療にすると7000円ほど要するのでちょっと二の足を踏む。確かに常時心電図を携帯して理学療法士が付きっ切りなので安心ではあるが1週飛ばしても、リハビリとして何か自分でやれば問題はない。しかし自分ではなかなかできないことが問題。
市民菜園の今年度分の利用料を支払いしているので、リハビリとして毎日散歩を兼ねて菜園まで歩いて何か作ることも夏野菜としてまだ間に合うのだが、元々体育系人間ではなく運動が苦手なので優柔不断である。
ともあれ同人誌『山波』の発行に向けて、会員の動きがあり期日も迫ってきたので、そちらを優先するしかなさそう。

20230530_171350 (002).jpg

右下に小さく見えるアジサイ(霧島の恵)の5日前の姿。
20230525_184535 (002).jpg


日に日に元気になっているものだと実感しているのだが、10日後の術後半年検査の結果を噛みしめたうえで今後の行動をどうするのか判断したいと思う。

水石盆栽展

5月28(日)、半年ごとの町内掃除の日。
先回はその直後に入院してしまったので久しぶりにご近所の方々と家人さんともども歓談。
昨日今日は当市文化協会水石盆栽連盟があった。


会長の撮影許可を得て、私見を少々。

姫川石(新潟県)  銘『観月』
20230527_121320 (002).jpg
秋の展示会まで出展を待ちたいところ。

酒匂川石(神奈川県)  銘『小鳥』
20230527_121221 (002).jpg
銘があまりにもズバリのよくぞ探したと思われる石。

富士川石(山梨県)  銘『風に舞う』 「花の終わりを告げるような、風の中の花びらを連想しています」
20230527_122316 (002).jpg
銘としては鑑賞者の想像力をかきたてる、よきアドバイスになっていると思う。

三峰川(長野県)  銘『桃源』 「現実をかけ離れた不思議な時間のながれる世界を想像」
20230527_121417 (002).jpg
この出展者は同人誌『山波』の会員、たまたまお会いできたので203号の進捗状況を確認したらスマホに打ち込んであったので読ませてもらった。ほぼ出来上がっていて、私が全く手つかずである旨を伝えると「これからそぎ落とすので、ゆっくりやってください」と云われた。その気持ちがよくわかる。
今朝、盛岡の87歳会員から電話があって「最後の『山波』なので2稿出します。1稿を終えたのでいつまででよいのでしょうか?」と問われた。「できたものは先に送って欲しい、もう1本はゆっくりでいいです」と我ながら自分の原稿を遅らせようと下心が透ける。

愛知川石(滋賀県)  銘『さざれの岩屋』 「永い年月を経て出来た趣ある岩屋・・・」
20230527_130741 (002).jpg
石をやや左に置いて水盤の右側に広がりを感じさせる飾り方がいいと思う。
この水盤は瀬戸市の陶芸家のこれこそ飾りたい作品。石の下に隠されているところが楽しい。
1685186894375 (002).jpg
よく見ると昔の作陶の過程が描かれている。白い釉薬を一面にかけた後にそれを削って絵を描いているのではないかと思われる。

五葉松・つた
20230527_125437 (002).jpg
作品名札につた・名札と左右逆に書かれていたのが残念。
折角綺麗な名札が用意されているのに盆栽の方は、それぞれが手書きでカタカナ、ひらがなであったり無名だったり統一されていないのはドタバタ感とか会のまとまりの無さが窺がえる。木製の作品者名は書道の先生が達筆で記されているのに先生の気持ちを無にしている。水石の方はその点も完璧なのだが。盆栽の会員には他市のプロと思われる会員が何人も入り込んでいることも放置していてはいけないと思う。
私が在籍していたころの会員資格規定では、「当市に在勤・在住もしくは当市で学ぶ人」となっていたのでその規定に変更がなければ他市在住の会員で学ぶ人でない(プロのような)人は排除すべきと思う。当市民の税金がわずかでも投入されているだろうから文化協会もよく考えて監査しなくてはいけない。

巻柏(ウドノマイ?)・ダルマギホウシ
20230527_125515 (002).jpg

ねじ幹ざくろ
20230527_125611 (002).jpg

ちりめんかずら・真柏・ばら
20230527_125754 (002).jpg
みよし盆栽展でも同じような真柏があった。

紅したん・いたどり・もみじ(ししがしら)
20230527_125816 (002).jpg
作者談「ししがしら(もみじ)と書いて欲しかった」、その気持ちはよくわかる。

定家カズラ・黒松・真柏・アメリカヅタ・クチナシ・トキワガマズミ・ススキ
20230527_125851 (002).jpg
いい作品なのだが飾り棚の中段右側の花台がもう少し低ければなぁと思う。


照ノ富士が14勝1敗で優勝したのは素晴らしい。稀勢の里の二の舞にならないよう慎重な休場明けだったと思うのだが膝の不調はまだまだなので上手く付き合いながらやっていくしかなさそう。

藤井聡太さんの叡王戦、千日手による2局目を鑑賞していて「あ、千日手ではないか」と思ったらそうだった。3局目中で棋士もほんと体力勝負で大変だ。

21:09、3局目は比較的簡単に藤井さんが勝利してタイトル防衛。

「健康管理の日」を設定

すみません。
本日(5/26 金)PCの不調で更新できませんでした。
復旧したのが21:20だったので次の更新は日曜日とさせていただきます。




5月23日(火)、命拾いをした退院直後から毎週火曜日は心筋リハビリの通院をしている。
折しも厚生労働省が国民健康づくり計画で、1日食塩摂取量7gの数値目標を設定した。
私も本ブログの毎週火曜日は「健康管理の日」として、新しいカテゴリーを追加した。


今日も心筋リハビリは順調にこなしたのだが、心筋梗塞患者には再発リスクを下げるために塩分6g目標が要求されている。ネットで見つけた摂取塩分測定器がメーカーから届いたので先週の土曜日から測定している。早朝尿(夜間尿含む)から前日の摂取塩分量を割り出すプログラムが組み込まれているようだ。クリニックで行う尿検査では随時であるため実際の塩分摂取量精度に疑問が残る。それと健康保険では月1回の尿検査しか認められていないので日々の食生活に即応性がないと思う。
測定器で測った最初が6.3gで翌日は9.8g、昨日が5.8g、今日が7.4g。一定期間きっちりと食内容を記録して測定結果を確認すれば何かが見えてくるだろうと考えている。

今日の測定結果。
20230523_182759 (002).jpg
上記の9.8gの日と7.4gの日の前日には大丈夫と思っていた食品に一つの共通点が見られた。あと2回ほどその食品を試してから確定的な判断をしたい。

リハビリ後の近医院長診察で「心配事は? 」と問われたので、「現状の再発リスクは低下していると判断して良いか?」と訊いてみた。
「先回の尿検査が7.0gであったこと悪玉コレステロールが70以下で保たれていること血圧が適正値で安定しているのでリスクは下がっている」と回答を得た。
来月上旬に術後半年の核医学検査を1日かけて実施する。その時の主治医判断も同じ回答の時に初めて少し安心しようと思っている。とにかく命がけなんだから。

枯れたかと思っていたクレマチス(ジャクマニー系 セム)が遅ればせながら今年も咲いた。
20230520_165756 (002).jpg

20230522_165354 (002).jpg


院長診察を待っているときにちょうど、葉室麟『いのちなりけり』を読み上げた。史実に則ろうと書かれている部分がややくどくはあったが、一つの歌を命がけで求めて17年を費やした下級武士の生きざまには感銘を受けるものがあった。

次から次へマイナカードの不具合がニュースになって大臣がコメントをしているが、命がけとは言わないものの、国民が困ることのないような制度にしないと100%達成は難しいだろう。

みよし(市)盆栽展

5月21日(日)、みよし(市)盆栽会「春の盆栽展」の開催日。出展予定の友人が眼の手術をした直後で一昨日の夕方、作品の運搬作業を務めた。そして昨日は鑑賞。当市も同様にコロナで開催が途絶えたことと会員の高齢化による減少で市民盆栽会も寂しくなるばかり。


これぞ盆栽と見られる松柏類は撮らず。
以前から奇麗で可愛い花物、実物盆栽が市民盆栽会の残る道、と思っている。

真柏、イチョウ、ハウチワカエデ・デショウジョウ。
20230520_093716 (002).jpg

庭藤、チドリ、コマユミ・コケリンドウ
20230520_094626 (002).jpg

20230520_094639 (002).jpg

サツキ右(晃山)、ヤマアジサイ、サツキ左(光琳)
20230520_095047 (002).jpg

コアジサイ
20230520_095416 (002).jpg
花は直径1センチ程度。


すでに今年も中日ドラゴンズのことは諦めているのだが7連敗もすればメモしておかないと。
やっぱり監督の言動に問題あるのではないかと推測している。好調だった選手もみんな委縮しているよう思える。毎試合後の記者質問に対する監督のコメントも解説者のような反応で勝利への熱意が伝わってこない。

照ノ富士が8連勝して、横綱一人で本場所を引っ張ることができるのものなんだ、と感心している。休場中は関心も薄れていたのだ。亡きKSさんもきっと喜び、安心していることだろう。

広島

5月19日(金)、朝から雨。
昼前の2時間広島G7、平和公園原爆資料館前で各国首脳陣の到着と献花をNHKで観る。
広島には役職定年前の1年間だけ勤務を命ぜられた。


事前に知らせがあって強く拒否したのだが、わずか1年の勤務は私にとって何のためだったかと残念な思いが今でも強く記憶に残っている。なぜかというと赴任の半月前に母が旅立って、その10日後に芸予地震が発生。転居して4月1日から大きな被害が生じた広島市、呉、愛媛、高松を中心とした地震保険対応が大変であった。通常の業務に加えての仕事になるからである。結局1年かけて約1000件の処理となったのだが、1件の苦情もなく処理できたという仕事の達成感はあった。しかし、年度末に当たった監督官庁の検査対応が上司からみると悪かったらしく、数日のことで低い人事評価をされた。私としては決してまずかったとは考えていないので今でも忘れられない。答えは簡単、被保険者から苦情がなかったということが一番の評価である。


20日前に購入したポット苗の夏アジサイが咲いて、雨に映える。
20230519_125551 (002).jpg
保水力のないポットでは何度も枯れかけたので地植えにしてよかった。
被っているのは山椒の幼木。


通勤時、市電の窓から毎朝目の前に見た原爆ドームが核廃絶を強く訴えていたことも脳裏に焼き付いている。