盆栽・水石・山野草

11月19日(火)、福ちゃんはまだ頑張っています。5日か6日おきに点滴に行っています。わたしは心筋リハビリを今日も頑張ってきました。1週に1回です。
いよいよ今年も県内の盆栽、水石、山野草展も終わろうとしています。


今年最後の鑑賞になるだろうと土曜日にダブルで鑑賞してきました。
豊田市の西山公園へは今年4回ほど行ったと思います。今回は日本盆栽連盟豊田支部の開催でこの施設ではさすが最も丁寧に飾られていました。
真柏・ツワブキ
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もみじ
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風鈴ガマズミ・リンドウ・五葉松
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当市の水石盆栽展は盆栽部門がプロ化して文化祭としての市民感覚から離れつつあるのが残念。
矢作川石(愛知県) 銘 『見返り白蛇』
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紋様から一句・・・

佐治川石(鳥取県) 銘 『纏いの岩屋』
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覆いかぶせた様な岩屋

赤玉石(新潟県) 銘 『秋日和』
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色に込められた、秋の風情です

盆栽部門では市民ぽいものを選びました。
ピラカンサ
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カエデ
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うちの小庭に散在しているものは見るに耐えませんが、暑さ寒さを避けながら適当にやっています。
冬から春にはちょっとだけ見られるものをアップできるだろうと思っています。
いちょうの黄葉
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大文字草
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伊予の白翠

花ラッキョウ
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出展していたころは大変でしたが不細工でもその季節に合わせて一作だけ、メインの位置に飾っては楽しんでいます。もう止めようと思っても止められないのは病気ですかねえ。

大府の盆梅展

2月4日(日)、愛知県大府市(知多半島の付け根あたり)大倉公園の盆梅展へ行ってきました。隣市の豊明市を経由して一般道で40分くらいのところです。豊明市ではまだ野焼きをしていたことと、しかも昨夜は雨だったのによく燃えていたのが印象的でした。


日曜日ということもあり和服姿の男女(着物来場者特典で100円券プレゼント)もちらほら。コスプレ撮影会や琴演奏などもありました。
我々(盆栽の友人)は盆梅だけをサッと鑑賞してサッと帰宅したのですが、4年ぶりのような記憶です。

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佐布里梅
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梅は特に古木に趣ありですね。
苗木の販売もありましたが、以前は地元の人たちの出品が半数ほどあったのに、今回は100%業者の仕入れ品のようで、ホームセンターにあるようなものでした。
山野草展や盆栽展の即売会でも地元の人が丹精を込めたものがなくなる傾向にあって、趣味の人の高齢化と人々の盆栽離れが顕著です。
なんだか寂しい時代の流れを感じます。


藤井聡太さんの棋王戦第1局、ABEMAで中継が観られるのでと夕食後PCを開いてみたら、「なんだこの盤面は」と見たことがない状況でした。これで勝負が着くのかと思いながらよく見ると「持ち将棋」とかで引き分けでした。「持ち将棋」なんて知らなかったので当然に将棋に引き分けがあるとは思ってもいませんでした。
調べてみて分かったのですが、人生はまだまだ勉強だなぁとか、人生に勝ち負けを着けるものではないのだろう、と思ったしだいです。

さすが五万石展

12月8日(金)、盆栽の友人のリクエストにより岡崎市の五万石盆栽展へ行った。
私は8年ぶりくらいだと思うのだが、第一印象は近隣の盆栽展と比較して、やっぱり格の違いである。一席の幅がゆったり用意されてバックに配慮されていることが大きい。


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右から真柏、かえで、黒松

真柏
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かえで
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黒松
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五葉松と老夫婦
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百日紅の鉢が良い
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玄人の鑑賞者が多く、即売会もン十万ものものがたくさんあって、安い物でも桁が違い手が出なかった。

今日の東名高速は比較的車が多く師走感あり、往復3時間半て若干の疲労。


キックバックで揺れている松野官房長官は「精査し適切に対応したい」と同じ言葉を繰り返し内容は全くの空虚。
一方、日銀の植田総裁が放った「年末から年始にかけて一段とにショッキングになる」の一言は、一挙に5円もの円高をもたらし、これも格の違いなのか(@_@)。

水石と盆栽展

11月19日(日)、午後一番でかつて所属していた連盟の展示会へ行く。
出展している人はもう知らない人が70%ほどで、知っている人は私よりも高齢の方が多い。盆栽の友人もついに来れなくなったようだ。


今年の文化祭のテーマとしては「繋」。
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静岡県 天竜川石 銘 『繋』 「つなぐ」~明るい未来へ~
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会長としてはちょっと辛い命名となっているのかな。

海外石(アメリカ) 銘 『アンモナイト』 約四億年前の化石と言われています
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出展者はそろそろ100歳を迎えられると思う。

滋賀県 瀬田川石 銘 『涼風』 会うたびに朗らかになるこの心咲きくる風は鈴風となる
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『山波』の会員であり、俳句だけでなく短歌も詠まれるようだ。

滋賀県 瀬田川石 銘 『ちょっと雨宿り』 雨宿りに最適な場所を見つけたよ
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連想する銘がいいと思う。

福岡県 玄海石 銘 『笑福』 太鼓腹の僧侶の姿に見えませんか
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水石部門で私の一推し

まゆみ、石、赤松
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珍しくマユミの華やかさがいいと思う。

さつき(如峰山)、ミセバヤ、さつき(光琳)
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三点飾りは別として、蕾がいっぱいの如峰山を盆栽部門の一推しとしたい。


横綱とりと言われている貴景勝が3敗した。数字の上では横綱とりになるのかもしれないが、私としては貴景勝の安定性に不安があり横綱とりには疑問を持っていた。もう今場所は無理であろうが今後下半身の安定が課題だと思う。

葉室麟24作目『神剣 人斬り彦斎』(ハルキ文庫)を読了。
幕末維新の時、実在した川上彦斎を描いた歴史小説。前半は淡々としながら興味深く読み進んだのだが後半は事務的に読んでしまった感あり。著者も急ぎ過ぎたように思うし登場人物が多過ぎた。時代の流れとしても止むを得ないところだろうか。
続いて葉室麟『峰しぐれ』(双葉文庫)を読み始めたのだが、葉室らしい作品でホッとしている。

岡崎で盆栽展

10月1日(日)、今日の外出はスーパーの食材購入だけ。
TVで盛んに物価高を報じているが、ほぼ毎日スーパーへ行っていると主夫(婦)の私でも最近の異常な値上がりに驚くばかり。


昨日は盆栽の友人と岡崎(市)公園の盆栽展の鑑賞に出かけた。名古屋ICから東名高速を利用して、サッと行って昼前には戻るつもりだったのだが、名古屋ICに入る前から大渋滞。何があったのかと思っていたら単に片側1車線のアスファルト工事。すぐに渋滞は解消すると思っていたらなんと豊田ICまで断続的に工事区間が続いていたので現地着に1時間半もかかってしまった。普通なら40分程度で到着するところ。

この盆栽展で印象的だったのは比較的若い鑑賞者が多かったこと。河川敷での展示会なので遊園のついでにという人だったかもしれない。会の運営者たちは若い鑑賞者には積極的に説明をして興味をもってもらおうと一生懸命の様子がよく分かった。

できるだけ珍しい盆栽をアップしておきたい。
歴史ある会の屋外展示会なので、室内展示会とは異なる野趣が感じられた。
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錦松
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松柏類の中でその荒々しさが好きなんだが、今では人気が無くなっている。

オモト
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一般的な盆栽展でオモトが出されることは少ないと思う。

ブーゲンビリア
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老爺柿
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秋の盆栽展では必ずいくつも出される。

カエデ
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根連なりだと思う。

ランタナ
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一位
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帰りに「自宅へ帰る」をセットしたら1時間7分と出たので一般道で帰ることにした。
盆栽の友人が、「下道の方がスイスイと走るなぁ」。
ところが四川料理の店が目に入り、急にラーメンを食べたくなって醤油ラーメンを食べる。汁は小ぶりのレンゲ3杯と我慢しておいたのに厚いチャーシュー2枚が効いたのか今朝の塩分は9.7gに高騰、麺の塩分も強かったように思う。

物価が上がっている要因に円安も大きな影響があると思う。昨年は黒田総裁と政府が為替介入をして相場の安定を図ろうとしたのに、植田総裁に替わって介入しないようなのだがその効果が見込めないということなのだろうか。元々、相場に政府が介入することは反対なのだがこんなに円の価値が下がるのには不安が残る。