石展観る

5月26日(日)、目の手術をする前に友人である中京水石会の会長から石展の案内状が届いていて、術後の経過が良ければ鑑賞したいと返事をしておいたので、昨日1時間限定で出かけてきました。


38席も展示されたのは立派なものだと思います。
元々盆栽連盟展で一人だけ水石を出展されていた人ですが、盆栽連盟の会長に推薦して引き受けてくださったので今や水石・盆栽連盟と改名して活躍されて「石」に対する自分の目標に邁進されたようです。私からみればもう目標を達成されたように思いますが、研修室なども自分で建てていらっしゃるので石への愛情はもっともっと深いものをお持ちのようです。

38点中、私が選んだ5点をアップします。
会長の能登銀石(石川県) 銘『漁夫の砦』
20240525_101547 (002).jpg
80㎏もあるそうで、能登の石を飾ったところが憎い配慮ですねえ。
見どころ  漁夫の目印となるとりで

同人誌『山波』の会員であった俳人でもある友人の天竜川石(長野県) 銘『凱風』
20240525_102514 (002).jpg
見どころ  ゆめでみたわ・た・しのやま
かつて四万十川石でもお祈りしたくなるようなこの姿の石を観ました。
好きです。

もうすぐ100歳になられる人の沫香石(高知県) 銘『雲上悠遠』
20240525_102320 (002).jpg
見どころ  はるかに遠い雲上の景色
受付をされていたので芳名帳に署名した際、「まだまだ若い若い」と云われました。

女流愛好家も増えたようです。天竜川石(長野県) 銘『花だより』
20240525_102637 (002).jpg
見どころ つらなって花が咲き誇るさま
黒っぽい石が多いのでこのような色石が映えます。

これも女性だったと思います。千仏石(福岡県) 銘『龍宝』
20240525_102757 (002).jpg
見どころ  竜が宝玉を求めて・・・
丸い石を観ると癒されます。

チャリティー即売会に出品されていた大きなあんぱんのように角がとれてどうにも優しすぎる床に飾りたくなるような石がありました。たぶん買う人はいないだろうと思って、ちょいと盆栽展を覗いている間に売れちゃっていました。
残念。

目の方がまだ不安定で昨日は左が今日は右がかすみます。しか、どちらもかすみっぱなしではないので安心しています。

サツキ(早乙女小町)
20240526_124418 (002).jpg
小品の盆栽を地植えにしたら年々花の数が増えています。もう少し経ったところで鉢に戻して整姿したいと考えています。

天竜川石か?

5月15日(日)、朝、大玉トマトのサターンとイエローアイコとイエローピコ(ミニ)を植える。黄色のミニトマトトを探していたのだがやっと見つかった。ついでに言うと生きのいいシャキットキュウリも見つかったのだがすでにキュウリは3つ植えているので買わなかった。


昨日の盆栽展で購入した石。
P1070268 (2).jpg
天竜川石と聞いたのだが、(?_?)(?_?)(?_?)

水石の友人に写真を送って訊いてみたたら、「天竜川でも見たような気しますが多分石英片石だと思います。景色があるようで中々しゃれてますね」であった。
この友人は、絶対と言っていい程悪くは言わない人なので、どの程度の石なのかよくわかる。実は私もフツーの石だろうと思っていたのだが、鉢だけでもあるいはコケだけでも間違いなく500円はするだろうと思って、この雰囲気を一時期でも楽しもうと購入した。だけど車に乗せるのに腰に来るほど重かった。

4日ぶりに行った畑で、インゲン豆、オクラ・ゴボウのすべての発芽を確認できた。特にインゲンについては鳥よけのためネットを張っておいてよかった。
20220515075856_p.jpg
発芽直後に種の豆が付いているので鳥にすぐ食べられる。普通はボットで育苗して植えるのだが、遅れているので一手間省略したわけ。

打ち合わせがあって、お昼前に久しぶりに「石見の喫茶店」
20220515104440_p.jpg
テッセン・梅花ツツジ


今日の中日はよく打った。打つときは点を取りすぎるくらいでいつものように次の貧打が予想される。

香流石展

2月23日(水)、1日閉じこもっていたので昨日の石展からいくつか紹介します。

_MG_1909 (2).jpg

長野県天竜川石  銘 「梅 花」
_MG_1935 (2).jpg

土岐石(岐阜県多治見)  銘 「北海道」
_MG_1937 (2).jpg
なぜ北海道とされたか分かりますよね。

土岐石(岐阜県土岐石)  銘 「やま・わらふ」
_MG_1939 (2).jpg
石銘の解説 北国の遅い春 山は木々の芽吹きと花のとき 山は笑い人もまた笑う

静岡県天竜川石  銘 「訪 春」
_MG_1978 (2).jpg

会場で何枚もの写真を撮ったのだが、和室の部屋は暗くて白熱球なのでなかなか実物の色が出せません。


199号ブログ02改.jpg

『山波』と「山波」

1月20日(木)、水石の友人と「石見の喫茶店」で会う。
友人から同人誌『山波』のことを思ってか、水石の「山波」をいただいた。
水石は加工を施すことのない全くの自然石なので、こういう石を探して台座を手彫りするのだからいつも感服している。

御浜海岸石(三重県)
P1060734 (2).jpg

喫茶店の中庭にも丸い石がある
P1060721 (2).jpg
これを眺めて香るコーヒーをいただいていると気持ちも和む。

本棚には椿と金糸梅
P1060719 (2).jpg

サブの棚は椿と辛夷(こぶし)
P1060724 (2).jpg

今日も総じて穏やかな日であった。

穏やかでなかったのは大相撲。
御嶽海が負けて今場所もやっぱり終盤にポロが出るなぁ、と思っていたら照ノ富士までも。今場所は序盤からちょっと不安があったのだが今日の取り組みで足を痛めたように思う。実は最初から膝に不安があったのかもしれない、と考えた。

対照的であった石の鑑賞

3月10日、曇りのち雨、そろそろ菜園の土作りをと思っていても「まだいい、まだいい」と延ばしています。
鉢植え植物の施肥、植え替えも全く未了。
紹介状をもらっている消化器系内視鏡検査予約もぐずぐずしています。
でも、期日が決まってる「小さい石の展示会」へは、昨日(3/9)行ってきました。

IMG_3002.jpg

地域の石の会に所属している10団体57名の愛好家が「小さい石」をテーマに開いた豊田市での合同展です。
250石ほどを、和室なので、かがんで腰が痛くなるほど見つめてまいりました。

主催者側である中京水石会々長の友人が、「wildさんwildさん、これっ、私、素晴らしいと思うんだけれど」と、自分の石はさておいて教えてくれた極小の石です。

IMG_3071 (6).jpg
三重県員弁川石  石銘 「耳仏」

あまりにも小さいので教えてもらわないと見落としそうです。写真もボケちゃいました(ヘタなので何枚もボケました)。確かに右耳のような感じがとてもいいです。右横に作製された木札もすばらしい。

大きさ比較のために、ライターを置いてもらいました。
IMG_3072 (7).jpg

一方、もう一人の顧問のような立場にある石の知人が、「wildさんwildさん 早くこれ見てくださいよー、石の飾り方はこうあるべきなんです。自然界を凝縮した風景がここにあるでしょう」と、ご自分の石です。
私の内心は、石に比べて飾り棚が大きすぎると思うのですが。
さらに、「なぜ一階の展示品に人が飛びつくのかわかりません」と追い打ちがありました。

順番に鑑賞している私を強引に引っ張っていって、そこまでの発言があれば黙っておられません。
「一般の人が分かりやすくしなければ・・・、ご自分の目線を下げないとねー」、「(その意味で)今回のポスターは、人が飛びつきそうな素晴らしいものだったと思いますよ」とも、云わなくていいことを言ってしまいました。 

早朝から満員の来場者は、あのポスターの目線だったからだろうと思います。
休憩席で隣に座った岐阜県土岐市から来たという女性が、「石っころなんか蹴っ飛ばしていたのに、こんなに面白いものとは知らなかった」と言いながら、セルフで用意されていたポットからお茶を出してくれました。

さて、ポスターにあった今回の面白い石を、確認してまいりました。

IMG_3004.jpg
高知県室戸鉄丸石  石銘 「一献(チビチビ)」

IMG_3006.jpg
岐阜県武儀川石  石銘 「読経(ナムナム)」

IMG_3011.jpg
高知県室戸鉄丸石  石銘 「雨乞い(ケロケロ)」

IMG_3013.jpg
和歌山県古谷石  石銘 「八咫(カーカー)」

今回の展示会では、わっー、と思った石がいっぱいあったのでいっぱい撮りました。
許可をいただいたので機会があるたびに紹介していきたいと思います。

手始めに1石
IMG_3102 (2).jpg
岐阜県大白川石  石銘 「夏の夜のいろどり」

↓なお、ポスターについてはこちらです。
P1110384 (4).jpg