11月「らくだ句会」互選高得点句

11月29日(月)、最低気温2.1度で今シーズンの最低気温記録の更新。
菜園の水やりを数日間やっていなかったので、寒くても行った。

まだ成長中のホウレンソウ。
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置き水にも薄い氷が。
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考えてみたら霜は毎朝降りているので水やりは必要なく、玉ネギ周りの雑草抜きをして、聖護院カブと聖護院大根を今夜の煮物用に収穫。
軍手をしていると間違って玉ネギ苗も抜いてしまうため素手だったので、まだ手が切れるほどの冷たさはなかったもののかなりかじかんだ。


だるまさんから11月「らくだ句会」互選高得点句の情報あり。

5点   風呂吹きや程よい距離の夫婦仲          だるま
     廃線の隧道の先もみじ燃ゆ            ヒロ
4点    小春日や仏の顔も緩びたり             哲 
     湯舟にも落葉舞い込む山の宿           田策
     二十年の暮らし丸めて襖貼る           美有
     木の葉髪気にする夫の無精ひげ          美有
       柏手に小鳥飛び立つ朝参り            ヒロ 
3点    小春日や行くあてもなく旅心           上総
      作付けを終へ鍬洗ふ小六月            美香
     呼ばれてもすぐには立てぬ日向ぼこ        美香
     冬来る千枚漬けの薄さかな             だるま
     名前負けせずに育てよ七五三           美濃

だるまさんが久しぶりに最高得点を獲得。
ふろふき大根をお皿に二つ並べて出された情景を、老年の夫婦仲に例えたところが選ばれたのだろう。

wildも家人さんも友人も選んだ、「の・・・の」の句  廃線の隧道の先もみじ燃ゆ これも最高得点句に選ばれた。


去年未使用の年賀状が出てきたので、手数料一枚10円をお支払いして今度の年賀状に変えて欲しいと郵便局でお願いしたら、年賀状はダメで普通はがきか切手にならば変えられると言われた。
年賀状どうしてダメなだろうか?
訊ねたのだが答えは得られなかったので、ちょうど切手も必要なので切手に変えてさらに追加の購入。
松野官房長官が、会社経費で購入した日本郵便のカレンダーが政治活動に流用されたことは「遺憾だ」と言っていたが、郵便局は分からないことが多い。

聖護院大根の煮物を美味しくいただいていたら、箸を持っている手に何とカメムシが飛んできた。カブか大根の葉にくっついてきたと思われるのだが、蝶々の幼虫までは許していい。
新種のようなカメムシは歓迎したくない。
家人さんは「無農薬の証拠だからいいのじゃないの」と、言っているのだが(@_@。

11月の「らくだ句会」

11月21日(日)、掃除、洗濯、料理と主夫の1日。
今月初めM市で購入した菊の寄せ植え、未開花だった黄色はこれなのだが少し旬を過ぎた今夕、スマホで撮る。

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何だか古典園芸菊のような気配がする。


だるまさんから先週19日(金)に恒例の「らくだ句会」投句一覧が届いていた。同日、若い時から詩吟を楽しんでいる友人が来てくれて、近くの小料理店(20年前から開いていたとは知らなかった)へ行って、一緒に選句をしようと考えていたのだが2人とも酒に弱くなってしまい選句より雑談が優先だった。
今日、友人が選んだ5句の知らせが届いた。

wild 選     13 21 30 33 48
家人さん選    11 13 40 48 54
友人選      29 35 48 49 54

複数選句は赤表示、単選句は青表示にした。
 
1小春日や仏の顔も緩びたり
         ゆる      
2 皆揃い船をこぐなり小春の日    
3 小春日や行くあてもなく旅心   
4 小春日や幻灯のごと洗濯ゆれる   
5 テンポよく組まるる足場小春空    
6 ママを待つ保育園児に暮れ早し    
7 風呂吹きや程よい距離の夫婦仲 
8 作付けを終へ鍬洗ふ小六月       
9 小春日や読みかけの本あちこちに   
10 小春日のシニア体操一二三    
11 小春空「赤い靴」の子富士臨む 
12 老人会急ぐ背中に落葉風     
13 湯船にも落葉舞い込む山の宿     
14 陽だまりにちょんとすみれの返り花 
15 カラカラと吹きいる落ち葉掃き集め
16 かさこそと落ち葉囁き吹き溜まる 
17 婚五十路金木犀の返り咲き    
18 小春日や予防接種の腕痒し 
19寂聴のエロスとパトス文化の日 
20 家路つくバックミラーの冬茜    
21 二十年の暮らし丸めて襖貼る
 はたとせ  
22 落葉時孔雀は尾羽拡げざる    
23 野の花の記事に妣の名帰り花  
24 落葉降る半音階で降りる音   
25 末枯るる園の池端一巡り
  うらが       
26 大根干す芋干す鯵干す茸干す  
27 親方の一服つける小春かな    
28 影長し足元ほっかり冬の窓   
29 笑顔なくした人が負け石蕗の花   
30 柏手に小鳥飛び立つ朝参り    
31 落葉舞ふ後から聴こゆる葉づれの音
32 穭田の静寂破るカラス群
  ひつじだ      
33 立冬の静寂破って救急車    
34 カラー帽子園児の嬉々と落ち葉ふむ
35 呼ばれてもすぐには立てぬ日向ぼこ  
36 落ち葉降る襷でつなぐ宮城野路 
37 白菜の重石になりしダンベルは 
38 あと千歩スマホ片手に落ち葉踏む 
39 木の葉髪気にする夫の無精ひげ 
40 軽石に列島騒ぐ冬の海     
41 名物の黒からあげよ神の留守   
42常緑に混ざりし赤黄空真青   
43 吹き溜まる落葉の下にエアーメール
44 入院の夫の布団も並べ干す   
45 マフラーをほどいて仰ぐ小春日に
46 枯芒愛貫ゐて大往生        
47 冬来る千枚漬けの薄さかな  
48 廃線の隧道の先もみじ燃ゆ
    すいどう     
49 名前負けせずに育てよ七五三   
50 両の手の鯊が釣果や木曽堤
      はぜ       
51 深夜便布団被りて秋を聴く    
52 朝の日に光る踏石小夜しぐれ  
53 蔓探らば零余子が一つまた一つ 
 つるさぐ   むかご
54 落葉焚季節知らせる狼煙かな
           のろし
55 冬日向三人掛けに影五つ  

3人が選んだ48
廃線の隧道の先もみじ燃ゆ
25日の句会で最高得点句に選ばれるだろうか。


負けたと思った貴景勝が、岩のようだった逸ノ城から反則勝で大きな1勝を得た。 
夕食後、家人さんが洗濯物を取り込もうとしてあと2段の階段から滑り落ちて腰を打つ。もう少し上だったら大事になっていたかもしれない。姉が腰椎の圧迫骨折で再入院している。
年を取ったら転ばない、滑らない、躓かない、に要注意である。

10月「らくだ句会」互選高得点句

10月30日(土)、昨夜は将棋ゲームにはまってしまい、AIとの勝負を続け放しで、10級、9級以降も簡単に勝利。
8級 78手 20分
7級 42手 10分
6級 90手 29分
5級 74手 18分
さて、4級になったらAIの指し方が急変、これまで多発していた悪手が全くなくなり当方が苦戦。奮闘の末、137手で投了しちゃいました。所要時間は睡眠前と睡眠後のため不明ながら、かなり長考だった。AIの方はたまに思案中になるもののほとんどが即打ち。
かくして私は5級止まりかな。

だるまさんから昨夜、10月の「らくだ句会」の互選高得点句が届いたので紹介。
今回も2点句は割愛して、まずは当番だっただるまさんの挨拶文を。 
「市政資料館の窓の下にこの家の主の猫が二匹昼寝をしていました。秋の暖かい日差しの下でコロナなどまるで関係ないような顔をして鼾をかいているようです。
らくだ句会の会員も二カ月ぶりに全員揃いました。病み上がりの三保さんは久し振りの参加、思ったより元気そうです。さゑ姉さんも巣ごもりの鬱憤を晴らすように最高得点句を連発、上総さんは千葉からの参加です。コーヒータイムを挟んでの二時間半、楽しい時間はあっという間に過ぎました。コロナの奴もどうやら一休みしているようです。この分だと来月も皆さんにお会いできそうです。それまでお元気で。
来月の兼題は「落葉」「小春日」です。」

【互選高得点句】 兼題 栗 銀杏  
6点    07 朝霧の晴れて真白な月残る        さえ姉
      55 蟷螂の顔に又顔見つけたり        さえ姉
      03 青栗のひと枝活(い)けし禅の寺       ヒロ
5点    37 壊さるる町家百年石(つ)蕗(わ)の花     美濃
4点    09 渋皮に染まりし指で秋食らう        亀吉
      39 骨酒に塩ひとつまみ蛇笏(だこつ)の忌   哲
      53 荒波に揉まる亀石月昇る          哲 
3点    41 余生とはさて退屈や鰯雲         だるま
      36 瓶の蓋ねじるも開かぬ冬隣        ヒロ

wildも選んだ句     07、03、39
家人さんも選んだ句     03、09  
斗夢さんも選んだ句    39


昨日の夕食中に魚屋さんが来たので購入しておいたイカを今日の朝食前に腹だけ出して捌く。
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夕方久しぶりに「居酒屋wild」を開ける。
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イカ刺し、ゲソ焼き、イカの塩辛。

彩り野菜と鶏肉の黒酢あんかけ。
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先回の問題点を記憶していたので、ほぼ100点の味が出た。
あんかけは片栗粉の微妙な分量と投ずる時の温度がカギだと気づく。

今日も将棋アプリでAIとの対局。
4級第2局 135手で敗北
  第3局 102手で勝利 
  第4局  95手で敗北
1勝3敗なので昇級まではかなり険しいようだ。
因みに4級は「ある程度将棋に慣れている人向けで、10月のみんなの勝率は39%(180378勝285264敗)」とのこと。

藤井聡太さんの今日は豊島竜王に挑戦第3局1日目なのだが、午後5時から5分で棋譜を辿る。これは誰が観ても5分5分でしょう。明日は朝からAI4級戦をやりながら観賞予定。


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10月の「らくだ句会」

10月24日(日)、菜園と小庭と鉢物に秋の肥料を施し、少しの鉢物の植え替えを行った。
だるまさんから恒例の「らくだ句会」選句一覧が届いたので家人さんと各5句を選んだ。

選句の前に、秋の花を1枚撮る。
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赤ソバ

さて、選句。
 両者    赤
 家人さん  紫
 wild    青

1 我健啖芋栗南瓜旨し米
   けんたん   
2 早起きは三文の得拾い栗     
3 青栗のひと枝活けし禅の寺
          
4 真子さまの結婚銀杏のほろ苦く  
5 ピアノ止みて虫のすだくに聞き入らん   
6 緯糸は妣の手結び栗染めに
 よこ     
7 朝霧の晴れて真白な月残る   
8 影法師遣きても一緒栗ひろう
    
9 渋皮に染まりし指で秋食らう    
10 籾焼けば白馬の嶺も白化粧    
11 傘岩に見らる木曽路の栗拾い   
12 チョコレートかきんと割れて寒さ知る
13 秋寒し前後に子乗せ蛇行する     
14 銀杏を串刺しにしてバーベキュー  
15 第五波のコロナ収まる栗おこわ
16 拾い来し銀杏煎りてまず一杯  
17 門前に銀杏売られ里は黄に    
18 尾張には醤油みたらし十三夜  
19  栗ごはん二人分なら五粒ほど  
20 普段着にベストを重ね温め酒    
21 今宵こそぬる燗満たす居待月 
            いまちづき 
22 黄落やまん真ん中をハイヒール 
23 マンモスも食んだであろふ銀杏の実
      
24 銀杏むく婆と呼ばれて二十年
25 お取り寄せ枝豆干物栗きんとん 
26 散歩犬ぎんなんの幹素通りし  
27 秋雨に堪える一葉に応援歌    
28 病得し友へ明日の種採りぬ   
29 子が見いる手中のふきん栗きんとん  
30 恋バナに根堀り葉掘りや月見酒 
31 星月夜汽車の音のみ響きけり  
32 事終えて畑一面の赤のまま    
33 オードリイ首の長さや秋去る  
34 渋皮はたやすく剥けぬ栗ごはん 
35 鍵盤にそっと指おく秋の暮れ    
36 瓶の蓋ねじるも開かぬ冬隣
  びん        ふゆとなり
37 壊さるる町家百年石蕗の花
          つわ
38 柿たわわ我が家と共に五十年  
39 骨酒に塩ひとつまみ蛇笏の忌  
           だこつ

40 シルバーカーの老犬に花野風   
41 余生とはさて退屈や鰯雲    
42 秋暑し思う間にはや17度    
43 青北風や靴下はきて暖を取る
  あおぎた  
44 木の実降る自転車転ばねばよいが
45 芋虫の気持ち良きほど太りおり 
46 夕焼けにコキアの赤の重なりて  
47 石蕗のつぼみむくむく頭あげ
  つわ 
48 秋の晴れどこか行きたし雲に乗り 
49 鶏頭や血液検査結果待ち     
50 密にして色濃き姿酔芙蓉       
51 老二人銀杏拾う夜の街      
52 天候不順耐えて届く赤リンゴ  
53 荒波に揉まる亀石月昇る    
54 秋の夕シルバー川柳緊緊と 
           ひしひし 
55 蟷螂の顔に又顔見つけたり    
  とうろう

wildの特選句
35  鍵盤にそっと指おく秋の暮
静かに暮れゆき、ピアノ曲に合わせて深まっていく秋の情景が優しく詠まれているので。

夕食後、釣り竿の穂先(1番)を、昨日ホームセンターで購入した40番ペーパーで削って、ほぼ完成。
明日、もう少し丸く削れば2番とフィットすると思う。
感度のいい釣り竿を作って、釣果に大きな影響があるかどうかは分からない。^^;


27日発行。
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志段味八景犬公戯(27)

9月25日(土)、だるまさんがご近所の公園へ、犬の散歩にやってくる若い人達用に発行している「ちらし」第27回(秋号)が届いたのでアップです。
wildも猫の福ちゃんの前は犬のラッキー君と18年暮らしていたので、犬猫とは人生の約半分の生活をしています。
今回の話題もコロナ関連になっています。だるまさんちのロクちゃんの話が届いてませんが元気だろうと思います。


   志段味八景犬公戯(しだみばっけいわんこのたわむれ)
 
                       東谷山六兵衛

「2回目射った?」
働き盛りのワンコ友達の挨拶代わりのセリフです。
国民の半分以上が2回目ワクチン接種済んでいるようです。コロナ感染者は減少しています。専門家は減少する要因がよくわからないと?子供の感染が指摘されています。
専門家は冬には第6波がくると警鐘を発しています。コロナ感染発生以来やがて2年が経ちます。マスクの習慣がすっかり身につきました。しばらくマスクは手放せませんね。
耳というのは音を聞くだけではなく、マスクのゴムを掛ける為にもある事を知りました。
マスクして耳といふものありにけり
私の友人が20年ほど前に詠んだ俳句です。

 最近、新しいワンちゃんが増えました。ストレスが溜まり、ワンちゃんを飼って癒されているようです。医学的にもセラピー療法といって精神を安定させるホルモンを分泌させる効用があるそうです。先日ペットショップを覗いてワンちゃんの値段が高くなっているのにびっくりしました。ほとんどのワンちゃんの値段は30万円以上、因みにわが家のワンコは6年前に13万円でした。
若いワンちゃんの名前は思わず笑ってしまう様な面白いものがあります。ツクネちゃん、チクワちゃん、ドレミちゃん、マメスケちゃん、テンちゃん。タロウやポチなど昔からのオーソドックスな名前は減りました。
一方、ペットショップで可愛いからといって衝動買いをし、育てられなくなって捨てる飼主も増えているようです。
 TVコマーシャルでもペットを箱に入れて「いい人に拾ってもらってね」と立ち去る母と娘の映像が流されています。
しかしこれは駄目です。ペットは一度飼ったら家族です。物を捨てるように置き去りにする事は許されません。人とペットが共生する社会にはルールとマナーが必要です。
ペットとの共生でコロナ禍を緩やかに過ごしてください。


うちにいたラッキー君は親戚筋からいただいたwildの家系よりも詳しいチャンピオン犬血統でしたが、私が好き勝手にさせていましたので我がまま犬になりました。36年前にお礼として2万円お渡ししたのですが、コロナもなかったし18年間、随分癒されただけでなく転勤族としての戦友でもありました。


午後から甥夫婦が仏壇に挨拶がてら遊びに来てくれました。甥がちょっと大病を患ったのですが復活です。
3時間ほども会話して私たちも久々に親族と楽しいひと時を過ごすことができました。

下の写真はアザレアですが、今年の夏に3日ほど水やりを漏らしてしまって枯れちゃいました。だめだと思っていたのですが捨てることなく他の鉢のついでに水だけ2ヵ月ほど掛けていたら復活しました。一昨日、新しい芽に気づいて急いで切り戻しました。
完全復活ですね。

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照ノ富士も今日勝って、妙義龍も強いので油断はできませんがまず優勝するだろうと思います。
横綱になって優勝すれば完璧な復活でしょう。


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